客の飼い犬状態

今日は比較的暖かい一日でした。

仕事の方は応援の職人にやってもらっていた現場にて数枚タイルが足りなかった為に残してあった部分にタイルを貼りました。
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ここの現場は「細割ボーダー」といって細いタイルを壁に貼りつけました。
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実は私はこのタイルは苦手です。
一応当方タイル職人なので、「貼ってくれ」と言われれば貼りますが、細かくてイライラしてくるのです。
今回、応援の職人さんが手間暇かけて綺麗に仕上げてくれました。




ところで、この現場は約束事として作業前に日報を書かないといけません。
こんなやつ

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大手ゼネコンなどではよく見かけるのですが、某ハウスメーカーの外溝工事でわざわざ日報を書かせられるなんて今まで聞いたことありません。
素朴な疑問として外溝工事担当の職人にその訳を聞くと、
この現場の客は以前からこの場所に住んでいて、古家の解体からの工事だったようで、その時の解体屋さんの作業が荒っぽかったようでクレームを付けたそうです。
しかし、この現場責任者が解体屋を擁護するような事を言って、客を更に怒らせてしまったようで、現場に出入りする業者全てを毎日客が把握するために行っているようです。
なのでこの日報は会社に提出するためのものではなく、客に渡す為のものなのです。
完全に客の言いなりになってしまっているようです。
現場監督を筆頭に出入り業者全てが「客の飼い犬」状態と化しているのです。


日報を書くこと自体、不愉快なのですが、この用紙の裏を見て愕然としました。

用紙の裏

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現場での徹底事項が書かれてあります。
項目を読む限り、かなりレベルの低い約束事です。
なんか幼稚園児の遠足の時の注意事項と似ています。
これも客へのパフォーマンスの一種だと思いますが、普通なら言わなくても分かる事ですが、毎朝現場でこんな用紙が交わされてること自体この某ハウスメーカーに出入りしている業者はそれだけ低レベルであることをアピールしているようなもんではないでしょうか?

こんな用紙を業者に書かせている客もアホですが、こんな用紙を作った現場監督もアホです。
アホが一人ならまだ回りの人間によって修正が利くのですが、アホが複数いると、もうどうにもなりません。



お客様がいて初めて私達業者は生活していけるのです。
でもだからといって客に媚びる必要はないと思います。
私達業者はそれなりの報酬を頂く代わりに、それなりの技術を提供している訳です。

客が現場に出入りしている業者の末端の職人の名前までフルネームで把握しておかなければならない意味が私には理解出来ません。
久し振りに少しストレスが溜まる現場でした。
・・・といっても、殆ど応援の職人に任せていたので、私自身は初日と今日の最終にちょこっと顔を出しただけなんですが、それでもスッキリしない現場でした。




誤解のないように補足しておきますが、某ハウスメーカーが客に媚びてるのではなくて、
この現場を担当している現場監督が客との交渉が上手く出来ないだけなのです。
素晴らしい現場監督も沢山いることを最後に付け加えておきます。
プロフィール

yasu

Author:yasu
1965年生まれ。
大阪府富田林市在住
建築関係の仕事をしながら、趣味のギターを弾くのが一番の楽しみです。
好きなジャンルはフォークソング、ロック、ジャズなど
幅広く聴いています。

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