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熟練技

年末のこの時期、なにかと忙しい日々ではありますが、今日は朝からコーヒータイムを楽しんでおります。
ちょっと早いですが、一応昨日で仕事納めにしました。

昨日までの分をダイジェスト版で書いておきます。

まずは大きな門壁のある現場も残りの作業を終え、当社の任務は全て完了しました。
最後に施主から言われた言葉が

「タイル屋さん、ようワシのワガママに嫌な顔ひとつせずに付き合ってくれたな。
なかなかそこまでやってくれる職人はおらんよ」

とのこと。
オッサン自分で無理を言ってるのを判っていたようです。
それでもこちらとしては手間暇掛かった分だけ請求するだけで、それをきっちり支払って頂ければ何も問題なしです。
どれだけワガママ言っても物理的に無理なものは無理と言いますし、時間掛ければ出来ることならそれだけお金が掛かる事を了解して頂ければ当社にとっては「お客様は神様」なのです。
でも作業が終わってからアレがどうのソレがどうのとクレームをつけて値引きを要求してくるようでは「貧乏神」です。
元請け会社がしっかりと客から集金出来るのか見守りたいと思います。


*****

玄関ポーチのタイル貼りもありました。
2013-12-24a.jpg 施工後→ 2013-12-24b.jpg
玄関ドアを開けた時に家の中が丸見えにならないように、ポーチの前に壁があります。
こうゆう作りの場合、タイル貼りで気をつけなければならないことは、水勾配です。

玄関ドアから外に向かって水勾配をとるのですが、そのままでは壁の内側で水が溜まってしまいます。
2013-12-24c.jpg 2013-12-24d.jpg

それで、壁の手前でほんの少しだけ勾配を左右に振り分けてあります。
2013-12-24e.jpg
よ~く見ないと気が付かないレベルですが、タイル自体は平面なので、微妙なひねりはタイル目地の部分で誤魔化しているのです。誰も言ってくれないので自分で言いますが、これが熟練の技なのです。



******

昨日も玄関ポーチのタイル貼りでした。
2013-12-25b.jpg 施工後→ 2013-12-25c.jpg
ここの現場のポイントは手摺りの足元のタイル処理です。

一度手摺りを外し、寸法を測り、タイルに穴を空けて手摺りの上からタイルを通してから再び手摺りを着けます。
2013-12-25d.jpg
手間暇掛かりますが、これで手摺りの足元がすっきりします。

いつも書いていますが、残念なのはこれ

2013-12-25e.jpg
せっかくのタイル貼りもど真ん中にコレがあると値打ちが半減します。



このブログを書いている時に仕事依頼の電話がありました。
もう完全に仕事は今日からオフモードに入っていたのですが、世話になったタイル職人からの依頼なので、断ることも出来ず、もう一日現場に出ることにしました。
来週の月曜日の予定です。


今日はのんびりと道具を磨きたいと思います。
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指名

今年もあと10日になりました。

年内の現場もあと3件ほどです。

今週には大きな門壁のある現場もいよいよ最終工程の石貼りもスタートしました。
水曜日~3日間で仕上げる予定でしたが、あいにく天候が悪くシートを掛けながらの作業でした。
2013-12-22b.jpg

2日目には雨が吹雪になり、流石に作業を続けるのも厳しく捗らず、結局仕上げることが出来ませんでした。

2013-12-22c.jpg
この作業の続きはこの時期は忙しいので誰も職人がいなく、でも現場を空ける訳にもいかず、ここの建築屋の社長が自ら施工することになりました。



次の日は別の現場へ行き、玄関ポーチ、アプローチのタイル貼りでした。
2013-12-22d.jpg 2013-12-22e.jpg
個人的には納得のいく仕上がりではないのですが、写真で見る限りでは細かいところは写らないのでいい感じに仕上がっているように見えるので良しとします。

作業をしていると、昨日の現場で作業している社長から電話がありました。
「どうやって貼ったらいいんや?」
とのこと。
詳しく施工方法を伝えましたが、電話で聞いて出来るような単純なことではないので心配をしていましたが、案の定再び電話がありました。

会社の社長とはいえ、現場作業に関しては全くの素人なので、今日にも石貼りが完成すると思っていた家主が突然ド素人が来て、訳のわからない作業を始めたので、さすがに怒り出したようです。

「昨日まで来ていた職人を呼んでくれ。あの職人に任せてあるからアンタは貼らなくていい。
と言われたようです。

当方が現場を仕上げることが出来なかった事は申し訳なかったですが、天候だけはどうにもならず、次の現場の予定も事前に伝えてあったので、仕方ありませんでした。
それよりも、普段どれだけ手間暇かかる作業をしているのか、今回の件で社長には身に染みて分かったと思うので、当社としては収穫ありです。
しかもここの客は以前にも書きましたが、異常なほど細かいことを気にする施主でありながらも、私を指名してくるのですから、自分で言うのもナンですが、当社は単なる下請け業者でありながらも、この現場においては私が絶対的に必要な人材な訳です。相手が元請けの社長であろうが対等にモノが言える立場にあるということになります。


最近私の周りの人達の中で下請け業者泣かせの話をよく聞きます。
少しでも不満を言えば「別に君の変わりはいくらでもいるから辞めてくれてもいいよ」
と言われるようです。

そんな事を言われたら私なら即辞めさせてもらいますが、人それぞれ事情があるので、誰もがそうゆう訳にはいかないでしょう。
でもこんな事言われながら仕事してても何も面白くありません。

ま、そうゆう事を言われる事が問題ではなくて、言われた時に自分ならどうするかが一番大切な事だと思います。
二度と言われないようにするにはどうするべきかを考えるか、
それとも、うっぷんを酒でごまかして、その場だけでも気分良く過ごすかで大きく変わってくるかと思います。


明日は指名のかかっている現場へ行って、残りの石貼りをしてきます。

角部分のタイル収め方

12月も半分過ぎて、今年もそろそろラストスパートとなってきました。
年内の現場もあと片手で数えらえる程になってきました。

今日は朝から雨で現場仕事は休みです。
朝からコーヒータイムを楽しんでおります。


先週末~週明けにかけては某ハウスメーカーでのタイル貼りでした。
2013-12-15b.jpg 施工後→2013-12-16a.jpg 2013-12-15f.jpg
まだ家の中では大工さんらが仕事をしているので、自由に歩けるように仕上がったタイルを養生しておきます。

上の仕上がり画像を見てもらうと気付くかと思いますが、玄関ポーチがまだタイルが貼れていません。
この部分は当社の担当ではなくて、本体工事のタイル屋さんの担当なのです。
一度タイルを貼ったようですが、タイルの追い出しを間違えたようで、めくってありました。

この時期はどこも忙しく、現場が早く終われば次の現場へ行って少しでも作業を進めようとします。
それは別に悪い事ではありませんが、この現場の玄関ポーチも夕方の5時頃から来て作業をしていたようです。
ま、頑張るのもいいですが、失敗していたら元も子もありません。
慌てたり、時間に追われて気持ちの余裕が無くなると、必ずといっていい程失敗します。

当方も小さな失敗はよくあります。
例えば上記の現場でも階段の角部分のタイル貼りはイマイチです。
2013-12-16b.jpg
タイル目地の流れが何かごちゃごちゃしている感じです。
失敗ではないおですが、自分的に納得出来ない仕上がりです。


このような角部分が斜めになっている箇所のタイル貼りはどのように収めようかいつも悩みます。
以前にもこんな仕上がりにしてしまいました。

2013-11-22b.jpg
角部分の左右のバランスが悪く、何か変です。

その辺を考慮して別の現場では左右対称な大きさのタイルを角に入れてみたんですが、
少しはスッキリしている感じがします。

2013-12-7c.jpg
これは2段なので、なんとか気にならないですが、これが3段、4段となればごちゃごちゃしてくるでしょう。
でもこの収め方が正解だと当社は考えています。

ややこしい形になればなるほど頭を悩ませるのですが、その形にタイルをどのように収めるのかが楽しみでもあります。
こうゆう作業はじっくりと時間を掛けて取り組むしかありません。
時間に追われての作業では良い結果が出せません。

何度も書いておりますが、お蔭様で今年はマイペースで作業させてもらっています。

静養日

12月ももう半ば、そろそろ年末の追い込みの時期になってきました。
当社にも毎日のように仕事依頼の電話が掛かってきます。

しかしここのところ仕事のし過ぎで右手首が腱鞘炎になりかけているので、昨日、今日と自宅で静養することにしました。


でも今日は朝一に電話が入り、先日施工したタイルの一枚が欠けているとのことで、現場へ行ってきました。

先日の現場

2013-12-12a.jpg 2013-12-12b.jpg
自分で言うのもナンですが、なかなか綺麗に仕上げてあるではないか。
しかし、良く見ると一か所タイルが欠けています。

2013-12-12c.jpg
誰かが何かをコツンと当てたのでしょう。
こうゆうのは犯人捜しをしても仕方ないので、渋々張り替えるしかありません。


今日の作業はこれだけ。

自宅に帰ると某法律事務所から一通の手紙が届いていました。
何かお咎めを受けることをしたかな?と考えながら恐る恐る封筒を開けてみると、
長年お世話になった某工務店が破産宣告したとのことで、当社への未払い金の確認の手紙でした。

確かにここ最近は支払いが遅れ気味だったので心配はしていたのですが、会社は絶対に潰したくないと
言っていたので当社も出来る範囲で応援していたので残念です。

気難しい社長でしたが、10年以上もの付き合いになるので、色々な思い出もあり、まだ残っている未払い金は
たぶん回収は難しいでしょうが、勉強代と考えれば安いもんです。


私自身はタイル屋として独立してからもう15年以上になりますが、周りの会社が潰れていく中、なんとか生き延びているのが自分自身でも不思議なぐらいです。
独立したといっても、所詮タイル屋なので下請け業者な訳で、元請け会社が潰れると存続存が危なくなるのですが、当社は元請け一社に依存していないので、なんとか持ちこたえている感じです。

それに当社は会社ではなく個人業者なので、動く金額もそんなに大きくないのでダメージも少ないというのもあります。

このブログでも何度も書いていますが、当社は会社を大きくする気はなく、個人で動ける範囲で仕事をするのが理想だと考えています。
それでも忙しい時には応援の職人にお願いして仕事を依頼してきましたが、今年は殆ど応援には頼らず、個人で業務をこなしてこれたので理想的な一年でした。
「個人で業務をこなしてきた」と書けば、一人でバタバタと仕事をしていたように思われそうですが、一人で対応出来ない仕事や、現場が重なってしまった時はきっぱりと依頼を断ってきました。

以前は仕事を断るともう二度と依頼が来なくなるという怖さから断りきれなかったのですが、最近では断る勇気を持つことが出来るようになってきました。
この「勇気」とは仕事を一時的に断ってもまた当社に依頼してくるはずだという自分への自信からきています。

なんの根拠もない自信ではありますが、以前仕事依頼断った人から再度依頼がきているので、今は私のペースに
周りが合わせてくれているといった感じです。

でも、だからといって調子に乗っていると、そのうちにどん底に落とされてしまうのも忘れてはいけません。

体力<気力

だいぶ間が空いてしまいました。
気がつけばもう12月。
師走らしい日々を送っています。
先月中頃に雨で仕事を休んで以来、ずっと働き続けています。
明日は久し振りの休みです。

現場写真もかなり溜まってしまいましたが、全部紹介するのは大変なのでポイントだけダイジェスト版で書いておきます。

まずは、長く通っていた大きな門壁のある現場も仕上がりました。
2013-12-5a.jpg

長い壁面のタイル目地も真っ直ぐ通っています。
2013-11-24d.jpg

メインイベントの門壁もこんな感じで仕上がりました。
2013-12-5b.jpg

この現場はまだ床面が残っています。
大きな石を張りつめる予定だそうです。
はっきりと書かせて頂きますが、もうここの施主には参っています。
理由は以前このブログで書いたので省略しますが、とにかく細かいことばかり指摘してきます。
ま、私は雇われ職人ではないので、細かいことに対応して手間暇かかれば、かかった分だけ請求させてもらうので、そこは割り切って作業を進めていきたいと思います。


大きなテラスのタイル貼りもありました。
2013-11-29a.jpg

タイルを貼るために水糸を張って段取りをするのですが、最近老眼が進行しているようで、糸が見えにくくなってきています。
2013-11-29b.jpg

水糸を横から睨んで一本の直線になるように高さ調整しなければなりません。

2013-11-29c.jpg
手前の糸は見えても、奥に張ってある糸がぼやけたりして、ピッタリと合わすのに以前よりも時間が掛かるようになってきました。
「手に職を持っていれば定年がないので死ぬまで働くことができるぞ!」なんてことをよく耳にしますが、
タイル職人は目もしくは腰が弱ってしまえば引退です。

取り敢えずはまだなんとか作業は出来ているので悲観はしていませんが、体の色々なパーツにガタがきている年齢でもあるので、適度に労わりながら作業をしていきたいと思います。

2013-11-29d.jpg  2013-11-29e.jpg


昨日、今日は新築物件の玄関アプローチの石貼りでした。
2013-12-7a.jpg 2013-12-7b.jpg


まだ暫らくはバタバタとした日々が続きそうですが、忙しい中でも自分のペースで作業が出来るように工夫しながら取り組んでいるので、精神的には健康です。

体力が気力についていけてない日々が続いています。
プロフィール

yasu

Author:yasu
1965年生まれ。
大阪府富田林市在住
建築関係の仕事をしながら、趣味のギターを弾くのが一番の楽しみです。
好きなジャンルはフォークソング、ロック、ジャズなど
幅広く聴いています。

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