不幸中の幸い

ご無沙汰しております。

雨降りが続き、仕事の予定がなかなか思うように立てられずに日々過ぎていく中、急に真夏のような暑さがやってきて体がついていけず、日記を書くスタミナさえも残っていない状態でした。

今日は仕事を休み、朝から半日人間ドッグへ行っておりました。
この歳になると、必ずどこか引っかかります。
ま、その辺のことはまた機会があればということで。



仕事の方はぼちぼちながらやっておりました。
今回もダイジェスト版で書いておきます。


まずは玄関前の門下へのタイル貼り。
2011-6-2a.jpg 施工後→2011-6-2b.jpg

引き続き、門下から玄関ポーチまで乱形の石を貼りました。
2011-6-2c.jpg

雨で中断しながらもなんとか完成です。
2011-6-4b.jpg  2011-6-4c.jpg
最初は同じタイルで全て貼る予定でしたが、急遽乱貼りに変更になりました。
これはこれで面白いと思います。



そして昨日まで通っていた現場は某会社のトイレの改修工事でした。
2011-6-26a.jpg
以前使われていたトイレを和式から洋式に替え、壁、床を既存のタイルの上からタイルを新たに貼る工事でした。
ここの現場では初日からアクシデントが発生しました。
ほんの一瞬の気の緩みが事故になります。

2011-6-26b.jpg

カッターナイフで自分の指をグサリとやってしまいました。
タイル貼り作業は指先を使うのでこうなってしまうと片手をかばいながらの作業になり、普段通りのようにパッパと作業が捗りません。
自分のミスなので仕方ないことですが、ゆっくりと確実に仕上げていくしかありません。



2011-6-26d.jpg  2011-6-26e.jpg
なんとか完成です。

今回は既に貼ってあるタイルの上からタイルを貼る作業だったので、まだ楽でしたが、床面のタイルを全て撤去して新たにタイルを貼らなければならない場合だと、片手での作業では厳しい状況だったので、不幸中の幸いといった感じです。


数年前になりますが、タイル仕事が忙しい頃だと、今回のように掌を切ってしまった場合などは、場所によっては指を動かすたびに血が滴り、仕事にならないので、そんな時は直ぐに病院へ行き、数針縫ってもらって、包帯でぐるぐる巻きにして、また現場に戻って作業をしていた時代もありました。

怪我は一瞬の気の緩みから起こります。
なんとか現場の方は納めましたが、ギターの練習はしばらく出来そうにありません。

というか、普段からあんまり練習なんかしてないくせに、実際に練習出来ない状況になると何故か焦ったりしてしまいます。

全てにおいて気合いが足らないようです。

家の間取り

一日遅れの日記になりますが、昨日は浴そうの入れ替え工事に伴うタイル補修工事でした。

2011-6-19.jpg

こういった工事をする場合、家のどの場所に浴室があるかが作業するうえで気になるところです。
一番奥に浴室がある家の間取りなんかだと、材料や砂セメントを運ぶたびに、リビングや他の部屋を通っていかねばならず、気を遣うし、お客さん側も作業服でうろうろされるのは嫌だと思います。

今回も数着ある作業服の中でも一番綺麗なやつを選んで現場へ行きました。
ま、一番綺麗といっても私のレベルなので、一般的なレベルで言うと、やはり汚い作業服のように思われるかも知れませんが、一応人様の家に上がらなければいけない時は、タイルボンドやセメントがベタベタについた作業服は着ていかないようには心がけています。




仕事とは全く関係ないのですが、ここの奥様はなかなかの美人妻でした。
旦那はどんな人なんだろうと興味深々でしたが、その日は日曜日ということもあり、旦那に会うことが出来ました。
体型はドラエモン風でしたが、雰囲気はなかなかのナイスガイな感じで、人当たりも良く、まぁまぁ好印象でした。
この旦那ならま、仕方ないかといった感じです。

何が仕方ないのか自分でもよく分かりませんが、そんな余計なことを考えながら作業をしていたので完成写真を撮り忘れてしまいました。


今週もまだまだ梅雨の季節は続きそうですが、雨降りでも出来る仕事はなかなか無くて、厳しい週間になりそうです。
踏ん張り所です。

土下座ストラップについて

昨日ちょこっと書きましたが、昨夜は職人仲間と久し振りに一杯やりました。

復興仕事で東北方面に出張していた職人も戻ってきて、現地の情報も色々と聞くことが出来ました。
ま、その辺の話はまた機会があれば書くとして、昨日の飲み会で「土下座携帯ストラップ」というのが話題に挙がりました。

こうゆうやつ

土下座

今流行っているようです。
流石に職人仲間は誰もつけていませんでしたが、土下座について賛否両論大論会となってしまいました。


私の意見としては、このストラップを考案した人は土下座をしたことも、されたこともない人だと思います。

ちなみに私の方は最近も現場で土下座された経験があります。

http://tilekougei.blog14.fc2.com/blog-entry-442.html#comment189

上のブログ内の下の方に書いていますが、貼りたてのタイルをぐちゃぐちゃに踏んだオバハンが私の前で土下座したのです。
そんなことされてもこちらとしては全然気持ちの良いものではないし、言い方を変えると「謝るから踏んだタイルをそちらで直してください」とお願いしているのと同じで「成す術無し」といった感じがして余計に気分が悪くなりました。
私はタイル職人として、一応タイルを貼って報酬を貰い、それで食べている身分です。
不注意でタイルを壊してしまったのなら弁償してもらうのが筋だと私は思います。
土下座をすることは、される側から見ると「成す術無し」というよりも、術を考えることすらせずに、謝って許してもらえればラッキ~みたいな気持ちが見え隠れしてしまうのです。

プロ意識を持った職人なら、不注意で相手に迷惑をかけてしまったら
「この件に関してはきっちりと弁償させてもらいますので、申し訳ないですが、そちらで手直ししてもらえませんでしょうか?」
と頼むか、もしくは
「こちらで知り合いのタイル屋にきちんと直させますので、それまでご迷惑をお掛けしますがご勘弁ください」
というような返答が必ず返ってきます。そう言われると私の方も
「今回は許したるけど、今度やったら罰金もらうでー」
と言って、私が数時間残業すれば済むことで、何も対した問題でもないのです。

しかしブログに書いたオバハンはプロ意識がないどころかその旦那まで出てきて逆ギレしてくる始末だったので、お互い不愉快な思いをしなければならなくなったのです。
相手の前で自分のプライドを捨て、土下座することが美学とでも思っているのでしょうか?


実はそうゆう私も独立してまだ間のない頃、たまたま現場が重なり、忙しくて時間を短縮するために手抜き工事をしてそれが客にバレてしまい、雪の降る中、客の玄関の前で土下座した経験もあります。
でも許してくれないどころか、客の方がどうしてよいのか分からないといった感じで途方に暮れていたのを頭を地面に着けながらも感じたのを覚えています。
その時に土下座しても何も解決しないことを身に染みて感じました。


話を最初に戻しますが、土下座する人は卑怯だと思います。
「土下座ストラップ」の中には土下座しているサラリーマン風のオッサンの背中に足型がついてるのもあったりします。
土下座している人間を踏みつけて何が面白いのでしょうか?
何処にユーモアがあるのか私には分かりません。

ただ単に私がユーモア感覚が鈍いだけなのかも知れませんが、それでも最後にもう一度書かせて頂きますが、「土下座ストラップ」を考案した人は土下座の経験の無い人だと思います。

梅雨の季節真っただ中といった感じの気候が続いております。

今日も雨が降ったりやんだりとなかなか作業が捗らない中、なんとか仕上げました。

2011-6-18a.jpg  2011-6-18b.jpg

昨日から一応本職のタイル工事をさせてもらっています。

途中から雨が降ってきて、強引に現場に車を横付けして簡易のテントを作り、作業したりもしました。
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今週中に仕上げなければいけない現場だったので、雨が降ってもどないかして仕上げなければなりません。


雨で全身びしょ濡れになりながらも、この暇な時期にタイル仕事をさせてもらえる有難さに感謝しつつ、日々頑張っていきたいと思います。


今夜は復興仕事で東北地方に行っている応援の職人が帰ってくるので、久し振りに皆で一杯やる予定です。

スタンプコンクリート

現場の打ち合わせや見積もり依頼はいくつかあるのですが、タイル仕事はなかなか無い状態です。

そんな中、今日はスタンプコンクリートという作業をさせてもらいました。
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ガレージ部分にミキサー車でコンクリを流し込み、モルタルの乾き加減を見計らって色をつけ、ゴム状の型版をペタペタと押して扇状の模様をつける作業でした。

初めての体験でしたが、現場にて工務店の社長の支持のもと、なんとか完了しました。
でも「次は一人で現場行ってやってこい!」と言われれば、たぶん失敗すると思います。
コンクリの「乾き加減」というのが難しそうです。
今の時期は暑くもなく、寒くもなく作業するには一番いい気候なので、今回私にさせてもらった訳ですが、これがカンカン照りの夏や、凍えそうな真冬なんかだと乾き加減が全く変わってくるのです。
専門用語ではこれを「オープンタイム」と言いますが、この判断がまだ分かりません。

今回のように初めて体験させてもらえていい勉強になりましたが、結果的に上手くいってしまうとそれまでで、実は失敗した時の方が学ぶことが多いです。
それを偉い人は「失敗学」と言いますが、どんな仕事でも失敗してきた数が多い程、磨かれていくのではないかと思います。
ま、失敗の数といっても、失敗の程度や、同じ失敗ばかりしているのは問題外ですが・・・



作業を終えて帰りに別の現場へ行って以前やった現場の花壇部分に植木を植えてきました。
2011-6-14b.jpg  2011-6-14a.jpg
なかなかいい感じになりました。
お客さんにも喜んで頂けたようで良かったです。

今晩また充電して明日頑張ります。

廃番タイルでの対応策part①

昨日から降り続いた雨が明け方まで残りましたが、なんとか今日の仕事の方は無事ミッションを完了しました。


今日の作業は玄関の門柱下のタイル割れの補修でした。
2011-5-30n.jpg  2011-5-30p.jpg

ここまで割れて長期間放っておくと、雨が降るたびにそこから雨水が流れ込み、タイル下の土が流されてタイル下部が空洞化してしまい、最悪の場合には陥没してしまいます。
見た目では分かりにくいですが、既に全体が陥没していました。
ただし角の部分は門扉を取り付けるためのブロック積み作業の基礎工事でコンクリをガッチリ固めてある上にタイルを貼っているので角の部分だけは陥没しないために亀裂が出来てしまったのでしょう。
というのが現場を見て私の推理でしたが・・・


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タイルを捲ってみると、やはり基礎下地が出てきました。
私の推理は大当たりでした。



2011-6-13c.jpg
基礎部分はそのまま残して、それ以外のタイル下地部分は綺麗に取り除きました。
この時点で今日のミッションは8割は終わったようなものです。
油断をして手前のタイルも一枚割ってしまいましたが、そこは誤魔化しの名人と呼ばれている私としてはなんら問題ありません。



そしていつものようにタイルを貼れば
はい出来あがり。
2011-6-13d.jpg


よく見ると微妙に色が違いますが、同じタイルはもう廃番で手に入れることが出来なかったので、似たような色のタイルで代用しました。

ここ最近特に廃番になるタイルが多いのです。
新製品でも人気の無いタイルは直ぐに廃番になってしまいます。
今回の現場でも一枚目の画像を見ればわかると思いますが、割れているタイルは7枚だけです。
同じタイルがあればその7枚だけ貼り替えれば済むのです。
でも同じ色のタイルが無いので7枚だけ貼り替えると継ぎはぎみたいになり、貧乏臭い玄関になってしまうので、タイルが割れてる個所一列全部貼り替えて、微妙なワンポイントのラインというデザインのイメージで仕上げた訳です。

無い知恵絞って予算内でベストな仕事が出来るように常に頭を柔らかくしておかねばなりません。

近況報告

今日は朝から雨で仕事は休みでした。

出張から帰ってきて昨日まで休む間もなく仕事を淡々とこなしておりましたので、今日の雨は一息つくのにいいタイミングの雨でした。


出張仕事での様子や画像はまた後日書くとして、大阪に帰ってきてからの仕事をサラッと書いておきます。


昨日まで通っていた現場は、玄関の門やガレージを広げるリフォーム工事でした。

2011-6-10a.jpg  →  2011-6-10b.jpg
違和感がないように元々のタイルと同じようにパターン貼りで仕上げました。

玄関横の自転車置き場も同じパターン貼りで統一感を持たせました。

2011-6-10c.jpg

ガレージ入口部分も広げた為にカーポートの足元も補修しました。
2011-6-10d.jpg → 2011-6-10f.jpg

2011-6-10e.jpg → 2011-6-10g.jpg
ここはタイルではなくインターロッキングといって、セメント系のレンガを敷き詰めました。


また、別の現場では壁に擬石を貼りました。
2011-6-8a.jpg → 2011-6-8b.jpg 2011-6-8c.jpg
後は、壁にペンキを塗ればここも完成です。


この時期は昨年もそうでしたが、仕事が無くて厳しいです。
今年は出張仕事等があり、なんとかやっていますが、先行きは不透明のままです。
どうなることやら。

博多ラーメン制覇

久し振りの更新です。
大阪へ帰って参りました。

約一カ月間の出張でしたが、その間にも仕事の都合で何度か大阪に戻っては来ていたのですが、またすぐに出発しなければならなかったので、日記を書く余裕もありませんでした。

仕事の方は順調でしたが、携帯を水没させてしまい全く連絡が取れなくなるアクシデントがありながらも作業の方はなんとか無事終了しました。

知り合いのタイル職人は被災地の復興仕事に行ってまだ戻ってきていませんが、私の方は福岡県の博多にて作業でした。

作業内容はまた後で書こうと思います。
プロフィール

yasu

Author:yasu
1965年生まれ。
大阪府富田林市在住
建築関係の仕事をしながら、趣味のギターを弾くのが一番の楽しみです。
好きなジャンルはフォークソング、ロック、ジャズなど
幅広く聴いています。

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