安全第一
今日はというか、もう昨日になりますが、町工場の壁の補修作業の下準備をしていました。

私の親父も定年までコツコツと同じような工場で働いておりました。
たまに仕事から帰ってくるなり酔っぱらって工場長の悪口を叫んでいたのを思い出します。

この日は知り合いの建築屋の社長と二人で作業をしていたのですが、アクシデントが起こりました。
タイルやブロックを切ったりするグラインダーという工具を使っていたのですが、
切っている最中社長が手を滑らせて落としてしまい、膝の上あたりを切ってしまいました。
膝の下が出血でみるみるうちに真っ赤に染まってきたので、近くの病院を探すのも時間がかかりそうだったので救急車を呼ぶことにしました。
すぐに救急車が駆けつけてきてくれて応急処置をしてもらい、治療してくれる病院を探しているときに、二人の若い警察官もやってきました。
どうやら事故の調書を書くために来たようで、色々と聞かれました。
何で怪我をしたのか?
何を切っていたのか?
怪我をするときは見ていたのか?
見ていなかったのなら何故怪我したことが分かったのか?
…等々
ま、最近では保険詐欺や労災保険などを目当てにわざと怪我をする輩もいるようなので、細かく聞かれることは仕方ないと思ってまじめに答えていましたが、最後に若いおまわりさんが、
「お見舞いに行かれますか?」
ととぼけたことを聞いてきたので、
「社長の車一台で現場へ来てるので治療が終われば病院に迎えに行くつもりです」
というと、
「あなたにこの後連絡が来るかは分かりません」
とのこと。
言ってる意味がわからず、社長の怪我は電話が掛けられない程重傷なのか?と思ったりもしましたが、手や足が無くなっても口だけは動かし続けそうな社長なので、そんなはずはないと思い、若いポリ公に
「言ってる意味がわかりませんが・・」
と聞き直すと
「私は事故の調書を書くのが仕事でして、被害者が病院に搬送されてからのことは管轄外なので分かりかねます」
とのこと。
ポリの言ってることを分かりやすく言うと
「僕チンは事故の調書を書くことが仕事でそれ以外は他の人の仕事なので知りませ~ん。
だから被害者から君の携帯に電話が掛ってくるかどうかは僕には分かりませ~ん」
情けないというかこんな警察官で日本は大丈夫なのか非常に不安になります。
しかも調書には被害者の住所を書く欄があり、搬送先の病院が決まり救急車がサイレンを鳴らして出て行こうとしたときに、わざわざ救急車を停めて、社長に住所を聞いていました。
こんな警察官ばかりではないと思いますが、ため息しか出ませんでした。
それとは対照的に救急隊の方々は、敏速な対応で精一杯任務を果たしていたのが印象的でした。
・・・
社長の怪我の方も大したこともなく、1時間後ぐらいに「終わったから迎えにきてくれ」との連絡が入り、バタバタとした一日でした。


私の親父も定年までコツコツと同じような工場で働いておりました。
たまに仕事から帰ってくるなり酔っぱらって工場長の悪口を叫んでいたのを思い出します。


この日は知り合いの建築屋の社長と二人で作業をしていたのですが、アクシデントが起こりました。
タイルやブロックを切ったりするグラインダーという工具を使っていたのですが、
切っている最中社長が手を滑らせて落としてしまい、膝の上あたりを切ってしまいました。
膝の下が出血でみるみるうちに真っ赤に染まってきたので、近くの病院を探すのも時間がかかりそうだったので救急車を呼ぶことにしました。
すぐに救急車が駆けつけてきてくれて応急処置をしてもらい、治療してくれる病院を探しているときに、二人の若い警察官もやってきました。
どうやら事故の調書を書くために来たようで、色々と聞かれました。
何で怪我をしたのか?
何を切っていたのか?
怪我をするときは見ていたのか?
見ていなかったのなら何故怪我したことが分かったのか?
…等々
ま、最近では保険詐欺や労災保険などを目当てにわざと怪我をする輩もいるようなので、細かく聞かれることは仕方ないと思ってまじめに答えていましたが、最後に若いおまわりさんが、
「お見舞いに行かれますか?」
ととぼけたことを聞いてきたので、
「社長の車一台で現場へ来てるので治療が終われば病院に迎えに行くつもりです」
というと、
「あなたにこの後連絡が来るかは分かりません」
とのこと。
言ってる意味がわからず、社長の怪我は電話が掛けられない程重傷なのか?と思ったりもしましたが、手や足が無くなっても口だけは動かし続けそうな社長なので、そんなはずはないと思い、若いポリ公に
「言ってる意味がわかりませんが・・」
と聞き直すと
「私は事故の調書を書くのが仕事でして、被害者が病院に搬送されてからのことは管轄外なので分かりかねます」
とのこと。
ポリの言ってることを分かりやすく言うと
「僕チンは事故の調書を書くことが仕事でそれ以外は他の人の仕事なので知りませ~ん。
だから被害者から君の携帯に電話が掛ってくるかどうかは僕には分かりませ~ん」
情けないというかこんな警察官で日本は大丈夫なのか非常に不安になります。
しかも調書には被害者の住所を書く欄があり、搬送先の病院が決まり救急車がサイレンを鳴らして出て行こうとしたときに、わざわざ救急車を停めて、社長に住所を聞いていました。
こんな警察官ばかりではないと思いますが、ため息しか出ませんでした。
それとは対照的に救急隊の方々は、敏速な対応で精一杯任務を果たしていたのが印象的でした。
・・・
社長の怪我の方も大したこともなく、1時間後ぐらいに「終わったから迎えにきてくれ」との連絡が入り、バタバタとした一日でした。